おボンズ、救急車に乗る。

昨日の夕方の事。

お友達のお家から帰宅し、いつものように
教育チャンネルのテレビを見ながら楽しそうに
ダンスを始めたおボンズ。
私に抱っこされ、あやしてもらってケラケラ笑いながらも
ハイテンションなお兄ちゃんをたまーにチラ見するおムスメ。

そんないつもと変わらない夕方。
一瞬にして事件は起こった。

おボンズが、自分の動きに酔いしれるかのように
うっとりしながらも激しいダンスを繰り広げる。
と、その時。

右足と左足が絡まり、ドテンと転んだおボンズ。
しかもテレビのすぐ側にあるガラステーブルに顔を強打。
本当にあっという間の出来事だった。

すぐさま大丈夫！？と抱きかかえると
みるみるうちにおボンズの口から血が溢れてきた。

見ると口唇の右横あたりがパックリ切れてしまっている。
とりあえず止血。でもまだ出続ける血。
嫌がるおボンズをなだめながら止血だけは続行しつつ
もう６時近かったので来てくれるかもしれない
という願いを込めてダンナに連絡するも
「ごめん。今は忙しくて抜けれない。」との事。

それならば私が一人で病院へ連れて行こう。
と思ったその時のダンナの一言。

「救急車呼べ！」

あー。そうか。こういう時に救急車を呼ぶのか。
と思った。←オイ。
多分、自分が感じている以上に動揺してたんだろうなぁ。

と言う事で救急車を呼び
おボンズ＆おムスメの身支度をして待機。
こういう待ち時間は本当に長く感じる。
電話の途中で「もう向かってますから。」と言われたくらいだから
多分すぐ来てたんだろうけど、すごく待ったような気がした。

救急車が我が家に到着した頃にはようやく出血もおさまった。
救急隊員が三名。そのうち一名におボンズが抱えられ
おボンズは不安で再び大泣き。
私はおムスメを抱えて一緒に家を出た。

おボンズは救急車を見た途端泣き止み
「あ(゜▽゜)！ピーポ！！！」
ヲイヲイ。こんな時に喜ぶんじゃありません(-_-)
確かに、先日トミカ博に行ったばかりで
嬉しいのは分かるけどさ。
アンタ、今大変なんだよ・・・（苦笑）。

救急車に乗り込んでからもおボンズは大興奮。
更に我が家からはサイレンを鳴らして出発。
これはおボンズにはたまらなかったらしく
ますます狂喜乱舞。
口は痛そうなのに、それすら忘れるくらい
喜んじゃってるよ。この子は・・・。

おムスメは終始、キョトン。

おボンズの喜びタイムもつかの間。
病院に到着し、診察＆治療。
「口唇裂傷」という事で
傷口を塞ぐために縫う事に。

お母さんは出てって下さいと言われ、その場を離れたけど
おボンズの絶叫が病院の待合室中響き渡っていた。
痛いよね。そうだよね～～～( ；д；)

治療中にダンナ到着。
こちらへ向かう前に、一度帰宅したと言うダンナ。
血まみれのリビングの床や
血がついた受話器が転がっているのを見て
かなり心配度が上がったそうです(^^；

３０分で無事に治療終了。
１週間ほどで完治すると言われ、ひと安心。

もともと夜に行く予定だった私の実家が
病院のすぐそばだったので、そのまま直行し
夕食をごちそうになりました。
おボンズは大好きな麺類だったのに
口が痛いと見えてひとつも手をつけず
しかしさっき救急車で運ばれた人とは思えないほど元気で(笑)
また性懲りもなく踊り続けていたのでした。

今朝もまた昨日行った病院へ。
ちょっとイラっと来る事があったのですが
またその話は後日(笑)。
とりあえず、傷の様子は大丈夫なようで
２４日に抜糸して完治するそうです。

今日（１７日）の昼になって
ようやく食欲が回復し、昨日からの分を取り戻すかのように
ドカ食いしていました。良かった良かった。

しかし・・・・・自分がついて居ながら
おボンズにこんな大ケガさせてしまうなんて・・・
かなりショックでした。反省。。。

おボンズはかなり慎重派で
階段の上り下りもゆっくりで、危険な事をしたがらない子。
ケガする心配が無くていいね～なんて
周りから言われていたけれど
ダンスしてケガするという事は想定外でした（苦笑）。

みなさんも気をつけて下さいね。

特にお子様のいる方は、ガラステーブルは意外と要注意ですよ！！
ウチは早速前面に保護クッションを貼りました。

以上。とりあえず報告でした。

ちょっとだけ余談。
白い服を着た救急隊員が我が家に来た時の事。
その中に混ざって赤っぽい服を着た人も見えたので
「え？レスキュー隊まで来ちゃった(￣Д￣；？」と思ったら
お向かいの町内会長のおっちゃんでした(笑)。
救急車が我が家の前に止まったので心配して来てくれたみたいで(^^;
でもちょっとビックリしました・・・(笑)。